若者憲法集会に愛知から20人 若者4000人が銀座をデモ

声をあげよう、わたしたちの命と自由のために。憲法13条の「個人の尊厳」を踏みにじる安倍政権に「NO」を突きつけ主権者としての決意と行動を示そうと若者憲法集会が5月15日(日)東京・有楽町朝日ホールで開催されました。午前は18歳選挙権や沖縄問題、福島などをテーマにした8つの分科会、午後は全体会でした。メイン企画のシンポジウムは矢﨑暁子さん(弁護士・名古屋北法律事務所)と稲葉剛さん(認定NPO自立生活サポートセンター・もやい理事)をゲストに憲法や社会への思いについて語られました。稲葉さんは「おかしいという思いを社会へ発信しても良いのだと、自分が思えることが大事。そのためには多くの人と会えるのが大切で、SNSを活用しよう」とつながりの重要性を話し、矢﨑さんは「若者は多くの選択に直面する。お金や社会のせいで選択肢が少ないから、ちゃんとしろと訴えることが大事」と声を上げることの重要性を話しました。

集会後には「7月参議院選 投票に行こうよデモ」が行われ4000人が銀座や新宿を1時間半歩きました。おなじみとなった「民主主義ってなんだ?これだ!」のコールはもちろん「7月は参議院選挙」「選挙に行こうよ」と投票を呼びかけました。

愛知からは約20人の青年学生が参加しました。初めて東京での大規模な集会に参加した保育士の女性は「始めは緊張や不安があったが、同じ思いの若者が全国にたくさんいることが分かった。デモも音楽が流れていて楽しかったし、来てよかった」と目を輝かせていました。

若者憲法集会 5/15 東京

若者憲法集会 5/15 東京