レンジャー部隊が県内4自治体を行軍 ~戦争への具体化は許さないぞ!~

自衛隊の行軍訓練 11/23

陸上自衛隊は、11月22日から24日かけて、岐阜県白川町でレンジャー訓練をうけていた、陸上自衛隊第35普通科連隊の隊員が、訓練の総仕上げに、白川町から守山駐屯地までの約75㎞を行軍する「徒歩行進訓練」を行いました。
以前の訓練では、疲労が限界を超え、正気を失って突然走り出す隊員や、小銃を持ち顔に迷彩をほどこした隊員が、小学生が通学している横を通る場面が目撃されており、このように危険で異様な訓練を中止するよう、守山自衛隊に要請を行いました。

八月に転勤してきたという担当官は、「要請は受け取るが質問への回答も、話をする義務もない」と市民の声には全く耳を傾けない態度。
それでも、わかったことは、隊員1人に1人のサポーターが付き、安全管理をするということ。
今までより帰るのに要する時間が一日増えた理由については、答えませんでしたが、市民の影響がある時間を避けたのであれば、私たちが指摘してきたことも、少しは役に立っているのかなと思いました。

これに伴って通過自治体である春日井市、小牧市、犬山市に対して申し入れを行いました。
16日午後3時から「徒歩行進訓練」に反対の意思を示すよう求める申し入れを犬山市総務課へ行いました。
当日は皇族の私的旅行による入鹿池の見学のため、課長代理が対応しました。
そこでは以前行われたレンジャー部隊の夜間行進訓練を行っている映像を見せながら犬山市の対応を求めました。
市として住民への周知については「市のホームページに掲載する」との回答がありました。