憲法改革反対愛知共同センター学習活動交流会 3000万署名で改憲を止めよう!

講演する川田さん 2/2 労働会館

愛知県平和委員会も加わる憲法改革反対愛知共同センターは2月2日(金)、日本平和委員会常任理事川田忠明さんを招いて、「3000万署名達成へ学習活動交流会」を開催し80人が集まりました。

川田さんは、改憲案を示す3月の自民党大会、改憲発議をめざす通常国会もしくは臨時国会などの改憲スケジュールから見て、署名運動・たたかいはすでに正念場であり、「焦ってはいけないが、急がないといけない」と強調しました。

そして、安倍首相や右翼団体が「自衛隊ありがとう」とキャンペーンを行っていることに触れ、これについて、国民の好感度は9条の縛りがあるからとして、災害救助など軍事とは別の所を評価しており、今すすめようとしていることは、米軍の戦略に自衛隊が組み込まれるということで、より危険な仕事を押し付けようとするものだと強調しました。そして「憲法に対する考え方が違っていても、安倍首相による改憲には反対という一致点で、3000万署名は多くの人が署名できる」と強調しました。

活動交流では6つの団体・個人が発言し、各地で行う署名のとりくみが力強く示されました。自由法曹団の樽井弁護士は、「秋の国民投票を念頭にすると、5月くらいには国会に改憲案が示されないといけないが、この第1段階でもバタバタしている状況だ」「3000万署名は改憲推進の側の厳しいスケジュールを押さえつける意義があり十分に展望がある」と発言しました。