戦後補償を求め、歴史の改竄を許さない「7団体会議」初の5・17共同行動

「7団体会議」(※)とは、2017年7月2日に開催した「悪魔の飽食」公演に、名古屋青年合唱団とともに取り組んだ「7団体」のことです。

「7団体」は、そもそも「悪魔公演」を目的に集まったものではなく、安倍内閣による露骨な歴史改竄主義と戦後補償問題抹殺政策に抗う愛知県内の組織が、名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会のよびかけで2016年1月に集まってからのものです。「悪魔の飽食」公演はその最初の大きな取り組みでした。

公演は大成功のうちに終わりましたが、安倍内閣は、憲法改悪にむけてまっしぐらです。到底解散するわけにはいきません。公演終了後も原則毎月1回、活動交流会を重ねてきました。

「身内の交流もいいけれど市民への宣伝も必要だ」と今回の安倍九条改憲NO!宣伝行動となりました。今回集まったのは、7団体のうち5団体(下記④、⑥は不参加)。それぞれの活動を紹介しつつ安倍9条改憲NO!を訴えました。

12人が参加し、弁士5人が、安倍首相の歴史改竄と河村市長の南京虐殺否定発言、憲法9条改憲の危険性を1時間みっちり訴え、「あいち市民アクション」作成のパンフを配布しました。成果は署名5筆とパンフ150部の配布でした。今後もつづけてやろうという意思を固め合った元気な宣伝行動となりました。

(※)①名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会、②愛知・大府飛行場中国人強制連行被害者を支援する会、③旧日本軍による性的被害女性を支える会、④愛知・日本軍「慰安婦」問題解決をすすめる会、⑤河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会、⑥〈ノーモア南京〉名古屋の会、⑦日本中国友好協会愛知県連合会