~新春のつどい~ 核兵器も戦争もない、平和で公正な社会をめざす歴史的チャンス! 

1月12日に民主会館で「反核・平和新春のつどい」が開催されました。

高橋理事長の開会の挨拶に続き、愛友会の金本弘さんが連帯の挨拶をし、文化企画は、心にしみる八竜リバティバンドの歌と演奏。「愛知教職員合唱団きぼう」のみなさんの韓国訪問報告と、参加者が「少女の像」に思いをよせて作った歌を披露しました。

つぶれそう一座による楽しくおもしろい「三人落語・みどりの窓口」と充実した内容でした。

「北東アジアの非核平和にむけて」と題する記念講演の講師・康宗憲(カンジョンホン)さんは、朴軍事政権下で北朝鮮のスパイ容疑で死刑判決を受けた、との紹介がありました。

何かと軍拡の口実になる「北朝鮮の脅威」ですが、「脅威」とは先制攻撃する能力×意思だと康さんは指摘します。軍事費は米6098億ドル、日454億ドル、韓392億ドルに対して北朝鮮は30億ドル。米の200分の1。経済力は、800分の1と圧倒的に劣勢です。北朝鮮が核開発したのは、敵対国に対して報復攻撃(抑止)の意志・能力有することを示すためで、北朝鮮もこの状況を変えたいと思っていた。南北首脳会談が進展して経済協力なども進み、平和・非核化・統一に向かって一歩踏み出したと、具体的な事例を挙げて語りました。

また日本政府は、植民地統治や侵略したことに対して、条理を尽くして心で交渉する態度がない。文大統領も言っていたが歴史に対して謙虚になるべきだと批判するとともに、民衆レベルで交流し合い道を切り開いていこうと呼びかけました。