高江訴訟 証人尋問求め裁判は佳境へ

4/24 報告集会

「高江ヘリパッド建設から戦争の足音が聞こえてきそうです」―裁判前集会で「障がい者として平和を願ってきた思いを伝えたい」と語っていた、視覚障がい者の寺西昭さんの凛とした声が法廷内に響きます。4月24日、「沖縄高江への愛知県警機動隊派遣違憲訴訟」の第9回口頭弁論が名古屋地裁大法廷で開かれました。サポーターら支援者が法廷に入りきれない状態です。原告として意見陳述を行った寺西さんは、「愛知県民に無断で沖縄の人々を弾圧するための公費支出は違法です」と断罪します。

閉廷後の報告集会では、被告である県側の「平和的生存権は抽象的なもので司法が既に否定している。抵抗権は憲法のどこにも書いていない」を旨とする準備書面が提出されていることを、弁護団が明らかにしました。ン?どこかで聞いたフレーズだと思ったら、「安保法制違憲訴訟」での国側の言い分とそっくりではないですか。「戦争する国」へ、国も県も同じ姿勢であることが露になります。弁護団は、「公共性・公益性をあげて、じぶんたちの都合のいいような発言を述べただけ」と批判、最終弁論で反撃する方向を示しました。 

今後の裁判の行方として、7月17、18日に予定されている法廷に、高江住民の伊佐育子さんはじめ6人の証人尋問を求めているといいます。高江のある東村では、ヘリパッド反対の村長が誕生しました。裁判も佳境へと向かいます。