苦情どころか切実な声寄せられる  3密配慮して9の日宣伝

【4/9 金山駅北口】

愛知県平和委員会は憲法共同センターとともに9日、名古屋市の金山駅前で「安倍改憲発議NO!」の街頭宣伝を行いました。

県知事が独自の緊急事態宣言を表明した直後ともあって、通常の半分以下の人通りで、宣伝に対する苦情も心配しましたが、そんな声は一つもないばかりか、普段よりも対話がはずみました。

宣伝では、政府のコロナ対策は、検査体制、医療体制、生活保障とどれをとっても後ろ向き、これでは命や暮らしは守られない、憲法の生きる権利を脅かす政治を変えよう、改憲よりもコロナ対策を、軍事費よりもコロナ対策を!などと訴えています。

「仕事が無くなって本当に大変」「なぜ検査体制を増やさないのか」「30万円は誰ももらえないのではないか」などの声とともに署名が集まります。署名は、普段2~3筆の場所ですが、今回はそれ大きく上回る30筆が寄せられ、市民の怒りがひしひしと伝わる宣伝行動となりました。

各地では、集会・デモ・講演会・会議が中止されるなど、感染者を出さない対応が求められています。一方で、補償なき自粛の中で、生活が立ち行かず、命や暮らしが脅かされる、政府の対応に怒りが積もっており、私たちの運動が求められます。