日米安保条約60年・宣伝行動「本当のことがもっと知りたい」

6/23 大須観音前

県平和委員会は、安保破棄実行委員会とともに大須駅で行い、安保60年となる6月23日の宣伝行動を行いました。

参加者は、「日米地位協定改定」「改憲発議反対」の署名にとりくみました。高橋理事長や安保破棄実行委員会の福田事務局長らが、「沖縄県民の民意を無視して辺野古基地建設を強行する安倍政権は許せない」「地位協定により、米軍人の犯罪や米軍機の事故は日本の主権が及ばない。全国知事会も改定の声を上げている」と署名の協力を呼びかけました。

おじいさんが佐世保の被爆者だという学生は、米軍の特権などにふれ「本当のことがもっと知りたい」と署名に応じました。高橋理事長の「戦車1時間で使う燃料は、自動車1年分」との安保の矛盾を聞いた、お寺のお坊さんは「いつまでも米軍いいなりではいけませんね」と応じます。スリランカから帰化した男性は「スリランカにも米軍基地がある。インド洋の沖縄といえる。人種差別反対のデモに励まされる。日本は穏やかだが18年前の来日時に差別された。日本国籍を取得したので署名も選挙も、何でもできる」と話します。

沖縄慰霊の日の訴えを聞いた男性は、「沖縄はひどいことになっている。今日もテレビを見た。辺野古で座り込みをしている人に涙がでる。他人ごとではない」と署名に応じてくれました。この日は1時間で14筆の署名が集まりました。