6月22日、数年ぶりの総会を開催 春日井平和委員会
春日井平和委員会は、長く続いた新型コロナの影響から平和への取り組みが少なくなり、体調不良や家庭の事情から理事の欠員も相次ぎ、長らく総会自体が開けない状況となっていました。
とはいえ、春日井市は軍需都市としての成り立ちから春日井駐屯地、高蔵寺分屯基地、そして隣接する航空自衛隊小牧基地があり、「自衛隊基地の強靭化計画」「土地利用規制法の注視区域」など地域に大きな影響が出ようとしています。このような状況の中、春日井市の平和への取り組みを途絶えさせてはならないと、今回、新たな理事を選出すべく総会をひらくこととなりました。
総会には会員外の方も多く参加され、最初に行われた学習会では県平和委員会理事長の小島俊樹さんより「小牧基地強化の根底にあるもの~すすむ自衛隊の対米従属~」として講演がおこなわれ、会場からは「改めて、今の日本がどれだけ危険なのか分かった」という感想がありました。
続く総会では、長らく活動が滞っている現状が報告されると、今後の活動内容についての意見や提案など発言が相次ぎ、新たな理事が3名選出されるとともに、参加された方の中から3名もの方が平和委員会に加入するなど、新たな春日井平和委員会として最高のスタートを切る総会となりました。