あま東部 平和のしゃべり場 平和の波行動の一環と位置づけて

7/28 あま市

「ピースカフェ・平和のしゃべり場」の毎月開催をめざしているあま東部平和委員会は、7月28日、原爆の惨劇と非人道性を描いた映画『ひろしま』(1953年/関川秀雄監督)の上映会を行いました。毎年、原水爆禁止世界大会期間中に世界を駆け巡る「平和の波」行動に取り組んでいるあま東部平和委員会ですが、今年は期間中の日曜日が「世界大会」参加と重なるため、行動の期間を拡大して、今回の「しゃべり場」を「平和の波」行動の一環の取り組みと位置づけての開催です。

参加者は9人でしたが、うち2人は「世界大会」の参加予定者で、上映後の感想でも「核兵器をなくすために、いま私たちががんばらねば」の決意が語られます。別の参加者からは、「平和運動にがんばっているつもりだが、果たしてどれほどのことができているのだろうか」と自嘲気味の発言も。「紆余曲折を経ながらも核兵器禁止条約の発効など、草の根の粘り強い運動で歴史は前へ進んでいる」と、運動での前進を強調する意見も出されました。ある参加者は、映画を観て感じたことを短歌に詠んでいます。

生きたいと

つぶやく乙女 孫に似て

原爆症に 病む教え子

この間に訴えた「世界大会」代表派遣カンパは、前回の「しゃべり場」でのカンパなどを含め、2万9300円が寄せられました。次回8月11日の「しゃべり場」では「世界大会」報告を予定しています。