危険な弾薬庫でヘリコプター訓練 中止を求め春日井平和委が要請

11月28日の高蔵寺マラソン事前学習会で、玉野地区からの参加者から「最近、弾薬庫上空でヘリコプターが騒音をまき散らして旋回している」と報告され調査が求められました。
 平和委員会は11月30日弾薬庫基地に事実を確認したところ「訓練を実施している。市にも連絡している」と答えました。これに基づき12月5日春日井市と平和委員会の説明交渉が持たれました。交渉には、環境政策課長他2名、平和委員会は会員4名と地元住民1名が参加しました。そこで解った訓練内容と手続きは。
(1)訓練は11月27日~28日で小牧基地からの要請で機種はUH60Jによる夜間離着陸訓練。場所は高蔵寺弾薬庫内。
(2)11月9日に弾薬庫基地の総務課渉外班長から春日井市環境政策課長補佐あてにファクシミリが送られてきた。
 弾薬庫という危険な場所でヘリコプターの夜間訓練が実施されることの危険性を重く見る交渉参加者からは驚きと怒りの声が出されました。
(1)こんな重要なことを一枚のお知らせで良しとするのか
(2)なぜ弾薬庫で訓練が必要なのか。場所は具体的に基地のどこか
(3)春日井市議会は弾薬庫撤去決議をしているのを知っているか
など、多くの質問に対して市側は充分に応えることができず、後日調査をして再度交渉を持つことになりました。
 (春日井ピースジャーナルより)