オスプレイ訓練中止、 F35米軍機使用するな!~ C130H事故抗議!各自治体へ申し入れ~

4月23日愛知県平和委員会は、安保破棄県実行委員会と各地域と共同して、愛知県、春日井市、小牧市、豊山町、小牧基地に対して申し入れを行いました。内容は①「オスプレイの配備反対、訓練中止の意思示す」②「在日米軍F35と米軍機の利用がないよう意思示す」の2点です。小牧基地に対しては、事故に対する抗議を行いました。
愛知県では、航空対策課と県民総務課が対応。①については「国家に関わる専管事項」として「政府が安全性を確認し報告すべき問題」。②については「事実関係を確認していない」と、要請に対して背を向けました。
一方で「県営空港は軍事専用空港とならないようFDAの旅客機の増進、路線増加の努力をしている」と、また軍用機の事故問題については、自衛隊に対して「呼び出して説明するよう求めている」、など答えました。
この中で、米軍機の県営空港利用回数が明らかにされ、2005年12回、2006年11回とイラク戦争の関係で減少していた飛来数が2011年27回、2012年20回(いずれも暦年)と増加傾向にあることがわかりました。
春日井市では、環境政策課が対応。市として07年、09年に政府・防衛省に対して基地機能強化、米軍利用の無いよう要請していること。また市も加わる市民協として、日米地位協定により米軍利用を拒めないとする愛知県などに対して同趣旨の申し入れを行っていることが報告されました。担当者は「できる限りのことをしたい。情報などを教えてほしい」など話し、懇談しました。
小牧基地では、C130輸送機が、訓練後の点検において部品紛失を発見し、いまだ原因は究明されていない旨、担当者から報告がなされました。各機関、自治体への事故報告は、口頭で行っており文書提出がなされてないことが明らかになりました。(矢野)