8・15平和行進 豊橋  平和のアピールに市民が応える

平和行進 8/15 豊橋市内

平和行進 8/15 豊橋市内

8月15日、「平和都市をめざそう豊橋市民展実行委員会」が主催する「8・15平和行進」が行われました。豊橋にもさまざまな平和を記念する塔や追悼碑がありますが、日清戦争から、アジア・太平洋戦争までの、すべての戦争犠牲者(兵士ばかりでなく、空襲など一般市民も)を追悼する唯一の「平和の塔」(向山公園)があります。10時、ここを平和行進の出発には最もふさわしい場所として、23年間続けられてきました。

40人が約5キロ、2時間をかけて、「豊橋空襲犠牲者追悼碑」のある湊町公園まで歩きます。出発あいさつでも、街頭へのアピールでも「集団的自衛権反対」、「若者を戦場に送らない」、「九条を守ろう」を特に強調する平和行進になりました。

ドライバーや通行人も手を振って応えるなど例年にはない反応でした。

12時少し前に湊町公園に到着、間もなく市内にサイレンが鳴り全員で黙とうしました。

その後、豊橋空襲で焼けたため鉄筋コンクリートで再建された東本願寺豊橋別院に行き、供出を免れた江戸初期の鐘を撞き、平和を願いました。

このような活動は、常にマスコミに協力をもらうことを心がけており、当日、テレビのニュース(3社)、新聞社(5社)の取材もあり、多くの市民に紹介されました。