~蟹江町・中学生の広島派遣から~中学生が集団的自衛権に反対
蟹江町は、1988年11月3日に「蟹江町平和都市宣言」を制定しました。その平和都市宣言を実現することから、広島に中学生の代表を8月6日前後に派遣しています。今年で22回目になり、当初は中学生8名でしたが、昨年より10名にしました。
蟹江町は感想をパンフレットにして配布しています。その中に、集団的自衛権行使に反対して、そのことを広めたい旨の感想がありましたので、一部を紹介します。
【R君の感想】
今回広島に行って一番感じたことは、平和公園の真ん中にある、原爆死没者慰霊碑の石室に「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」と書いてあります。そして今、安倍首相が行おうとしている、集団的自衛権の限定的行使は、この過ちを繰り返す危険があります。これを止めるためにも、少しでも僕たちから広めていく必要があります。
最近、原爆を落とした最後の人が亡くなりました。このように、年々、原爆の恐ろしさを知る人が少なくなってきています。だからこそ、今回広島に行った経験で、実際に被爆した人よりかは、知識は全然薄いですが、今回、行って知ったこと、たくさんの人たちに伝えていくことが僕たちのするべきことだと思うので、しっかりと伝えていきたいと思います。