平和のための戦争展・守山 ~平和は努力なくして手にできない~
10月2日~4日、第20回「平和のための戦争展・守山」が誓願寺で開催されました。
内容は、遺品・資料の展示、特別講演・語り部、語り継ぎ部・文化行事と多彩です。
今年の特別講演は、小野万里子弁護士とイラクから研修に来たお医者さんの講演を行いました。
イラクの現状を直接聞き、相変わらず多くの子どもや一般市民が犠牲になり続けていることに胸が痛み、急遽行った募金は5万円以上になりました。
毎年、六柳庵やそさんの「ぺんぺん寄せ」が名物でしたが、今年は枡屋喜鶴さんによる「六柳庵やそ追悼ぺんぺん寄せ」が行われました。
戦争の遺品や、初めて守山区平和委員会の協力で自衛隊を取り上げた展示を始めとした資料を、熱心に平和新聞から、見てくださる人や、若い人たちが語り部のお話に強く心を動かれる様子にも接しました。
市民から集まった戦争を伝える遺品や、事項委員会で作製した資料や積み重ねノウハウ。
様々な協力者・協力団体など多くの財産が蓄積されています。
とりわけ会場の誓願寺(せいがんじ)を遺品や資料の保管場所として使わせていただけることが、戦争展の継承に大きな力となっています。
平和は努力なくしては手にできず、大変でも伝え続け語り継いでいく必要性を年々強く感じています。