小牧平和県民集会に350人以上 戦争法廃止 小牧基地機能強化反対

小牧基地に向けパレード 10/11

小牧基地に向けパレード 10/11

19回目の「小牧平和県民集会」が350名以上の参加で、10月11日(日)に小牧・市之久田中央公園で行われました。戦争法廃止、小牧基地機能強化・ブルーインパルスのアクロバット飛行反対、民間定期路線拡充などの要求をかかげ、県内の平和団体、労働組合、民主団体などの実行委員会で開催しました。

安倍内閣の憲法違反の「戦争法=安保関連法」により、小牧基地に全国で唯一配備されている「米軍機へ給油できる空中給油機」による戦争協力、みなさん、認めることができますか。さらに、C130H輸送機によ

る武器・弾薬・兵員輸送など戦争で一番重要な「兵站業務」を認めることできますか。

実行委員長の望月敦尾中労連議長は「戦争法案は、立憲主義を無視し、憲法違反の法律であり、小牧基地を戦争の出撃基地にしてはならない。安倍内閣を退陣させ憲法を守る運動を」と、声を大にして訴えました。

9月に強行採決された戦争立法への怒りそのままに、集会の共同も広がりました。本村伸子衆議院議員(日本共産党)は「小牧基地所属の空中給油機や輸送機が武器や弾薬の輸送、戦闘機への給油などの戦闘行為がなぜ憲法違反に当たらないのか?問いただしてもまともな返答もない国会審議。こんな戦争法は廃止に追い込みましょう」と発言しました。近藤昭一衆議院議員(民主党)から連帯メッセージが寄せられ、シールズ東海の諸岡英実さんの連帯挨拶、また中野直輝小牧市元市長も参加しました。

集会後、参加者は小牧基地に向かってパレードを行い、沿道の方などに訴え、集会で確認した請願書を基地へ手渡しました。今までと違っていたのは、基地申入れに本村衆議院議員が参加していたのか、基地前では当直将官ではなく基地渉外室長が正門前に事前に待っていたことです。これには、びっくり??しました。

集会に先立って、行われた催しでは、東海朝鮮歌舞団による舞踊と朝鮮学校無償化裁判への訴えが行われました。

門前での請願書手渡し10/11 小牧基地

門前での請願書手渡し10/11 小牧基地