躊躇している時ではない 3000万署名スタート集会

「私たちは決して傍観者でいてはいけない」―戦いの様相が激しく動く衆院選挙の公示を目前にした10月3日、「安倍9条改憲阻止!3000万署名」のスタート集会が行われました。

 講演に立った総がかり行動実行委員会の小田川義和全労連議長は、3000万署名の取り組みを「衆院選を想定した訳ではない」と前置きしつつ、「9条改憲」が大きな争点となる衆院選は避けて通れない、むしろ「安倍政権を退陣に追い込むチャンス」と強調しました。

 「いち早く独自の署名用紙で行動を開始」(昭和9条の会)など取り組みはすでに始まっています。「目標の3000万人は人口の4分の1」(開会あいさつ)―運動の広がりは、「安倍9条改憲」に立ちはだかる壁となるでしょう。

そこに現れたのが安倍補完勢力としての小池新党―小田川氏は、「市民と野党の共闘つぶし、安倍改憲補完の第2自民党」と断じました。「ここで市民と野党の共闘が負けるようなことがあれば明日はないかも知れない」と危機感を持って奮起することを促し、「明確な争点、対応軸と本気の共闘が勝利の方程式」と述べて、「市民と野党の共闘で強力な対決軸に」と提起します。

県自治労連の長坂圭造委員長は閉会のあいさつで、安倍暴走政治と小池新党台頭の危険性をあげて、「躊躇している時ではない」と「安倍9条改憲NO!」へ奮起を訴えました。

10/3 労働会館東館ホール