あいち市民アクション コロナ禍とたたかい安倍政権とたたかう
コロナ禍の下、ようやく集会が再開されました。6月28日、感染防止のための空席を設けた伏見・鯱城ホールに123人が参加して、安倍9条改憲NO!あいち市民アクションによる夏から秋にかけての運動について集会が行われたのです。基調報告での中谷雄二弁護士の言葉「人は集まり、集い、寄り添うもの」が、「集会再開宣言」のように聞こえます。
その中で中谷弁護士は、新型コロナ流行によって見えてきた、無秩序な地球開発、経済効率追求による、公立病院、保健所の統廃合で医療崩壊・脆弱化、その結果の貧困層への被害増大など、新自由主義的政策の弊害をあげ、「情報を隠しゴマ化し改憲を推し進める安倍政権を許さず、肉体的には距離を持ちつつ社会的にはより密接に、工夫ある運動形態を」と訴えました。
「敵失に賭けていても勝てない。野党の地力の構築を」――集会では、各地で運動を展開する12人の市民が発言して交流、口々に安倍9条改憲とのたたかいへ思いを述べます。また集会には立憲民主、国民民主、共産、社会民主(ビデオ参加)の国会議員も出席、「1000万回のツイート――あらゆる人々の声が政治を変える力に」と国会報告とともに安倍政治を批判しました。
愛知憲法会議代表委員としてまとめのあいさつに立った高橋信県平和委員会理事長は「4党の代表が顔をそろえたことは画期的」と述べて、「市民と野党の共闘、地域からの運動を広げよう」と呼びかけました。