東南海地震犠牲者追悼式

揮毫していただいたご子息もはじめて参加

12/7 名南ふれあい病院

12月7日(月)名南ふれあい病院追悼記念碑前において、2020年東南海地震犠牲者追悼式を開催しました。追悼式は、記念碑の管理団体として、医療法人名南会、国民救援会名古屋南支部とともに主催し、20人が参加しました。

アジア・太平洋戦争のため、紡績工場を接収し、戦闘機を製造するため、建物の柱を取り除いた工場になっていました。1944年12月7日13時36分に起きた東南海地震で屋根が落ちたため、多くの犠牲者を出してしまいました。

不戦の誓いをし、再び過ちを犯さぬよう「悲しみを繰り返さぬよう ここに真実を刻む」という記念碑のメッセージは、現在の「戦争する国づくりをすすめる」政府とたたかう私たちにとって、先人たちの命を懸けた遺言と言えます。

1988年建立から32年、名南ふれあい病院に移設して8年となる集いには、コロナ禍でつどいを縮小しつつ、銘盤に刻印した追悼記念碑の文言を揮毫した北條吉久さんのご子息である北條献示さん、名古屋市教育委員会学芸員の伊藤厚史さんのお二人に、初めてご参加いただき行いました。立憲民主党、日本共産党、社民党からあいさつ・メッセージが寄せられ、名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会から連帯あいさつがありました。最後に地震が起きた時刻に黙祷し、参加者全員が献花しました。