4月25日名古屋市長選挙で市政転換を 革新市政の会が要求交流・決起集会

労働会館

2月4日、労働会館で革新市政の会 要求交流・決起集会がおこなわれました。

革新市政の会代表世話人で名南会医師の早川さんは、コロナは、インフルエンザよりはるかに危険で高齢者の死亡率が高い。河村市長は、感染防止よりリコール運動に熱中し、市民病院をなくして名市大病院(独立行政法人で市の直営ではない)に統合しようとしているなど、コロナ禍での市長の対応を批判しました。

市長候補について、市民と野党の共闘は地方自治でも前進している。より広範な人が押せ、野党や自民党とも話し合える有力な人は、まだ決意をしていないがもう少し待ってほしい、との報告を、会場の拍手で確認しました。

続いて、愛労連議長の知崎さんは、河村市長は「税金で食っている奴は極楽、払っている人は地獄」と社会に分断を持ち込んだ。労働者と協力して住民福祉を向上させる市長の実現をと訴え、愛商連会長の服部もりのぶさんは、消費税10%増税にコロナの追い打ちで、若・中年層でも廃業する人が出ている。市に独自の支援策を要請しても財政難というばかりの市政を変えるために闘うと、決意を述べました。また、日本共産党市会議の田口さんは、リニアのための再開発・リニア基金100億円をコロナ対策にまわすことを提案し、市長が街頭に立ち旗振りをしたリコール署名の8割以上が不正という、民主主義を踏みにじる市長から暮らしと民主主義を守る市長に変えようと訴えました。

平和の課題では、大きく言って①核兵器禁止条約に批准の政府を名古屋市として求める、②憲法改悪を許さず、9条通りの日本を求める、③県営名古屋空港の米軍機利用をはじめF35整備拠点化に反対の意志を示す、④現市長の発言以来停滞している南京市との友好都市関係の回復をめざす、⑤自衛官募集での住民基本台帳のデータを提供させない、といった点です。市長は歴史を改竄し、「南京大虐殺はなかった」と繰り返し、「表現の不自由展・その後」への妨害・分担金拠出の拒否や、「ヒバクシャ国際署名」の賛同に背を向け、改憲の具体化であるF35整備拠点化にも声をあげません。今度の市長選で平和と民主主義、命を守る市政へ転換させましょう。