3月の19集会 栄の飲食店主も悲鳴
3月19日光の広場で、憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動主催の集会がおこなわれました。
こういう所では話したことがないという、中区で飲食店を営んでいるIさんが、売り上げは通常の30%に落ち込み固定費や家賃が払えない。多くの飲食店が廃業した、と飲食店の現状を話し、個々の状況に合わせた補償や支援をしてほしい。楽しく食事をすることは大事な時間。飲食は文化。みなさんの活動に期待しています、と語りました。
続いて港医療生協(労組)書記長の佐藤志保里さんが、一つの病棟をコロナ患者と結果待ちの人のために使い、他のスタッフが入れないので看護師が掃除、おむつ処理、患者のお使いまでする。防護服を着ての作業は暑く、トイレにも行けない。呼吸器の専門でない看護師も仕事を覚えながらこなし、他の部署も人員がさかれぎりぎりの状態。でもボーナスは下がり公的病院には出る危険手当も出ないなど、医療現場の窮状を訴えました。
最後に共同代表の中谷雄二弁護士が、コロナ禍でも経済優先で、国民の命のためにお金を使わず、安保法制の下で武力攻撃事態や存立危機事態とアメリカが認識すれば、日本も同じ認識だとして、敵地攻撃ができる仕組みがつくられた。イギリス、カナダ、フランスとも同様。国会の議論を経ずに、政府間協定で港湾、航空、病院も協力義務が課せられ、立法権も司法権も機能しない。民主主義と尊厳を守るために闘おう、と力強く呼びかけました。
集会の後「税金は命と暮らしに使え」「憲法活かせ」などコールをしてデモ行進しました。