名古屋港の軍事利用 名古屋港管理組合に申し入れ

6/20 名古屋港管理組合

愛知県平和委員会は、名古屋港に自衛艦船が入港することについて、6月10日、名古屋港管理組合に対して入港拒否などを求め、共産党名古屋市議団、安保破棄愛知県実行委員会とともに申し入れを行いました。6月11日から14日に名古屋港ガーデン埠頭に入港するのは、自衛艦・特務艇「はしだて」で、来賓対応や災害発生時の医療や指揮などが主任務であるものの、2001年9・11アメリカのテロ発生時には横須賀港管内で、武装兵員を乗船させての警備活動を行うなど日米軍事ミッションの一部を担っています。

今回の入港は「物資の補給、乗員の休養、特別公開」としています。安保破棄実行委員会を代表して愛労連の関さんは「名古屋港の軍事利用につながる入港だ。拒否するべき」、私矢野は、「軍艦が入港する港では有事の際に標的になる」などと述べました。港区平和委員会の吉井さんは、「日本一の商業港に軍艦は必要ない。緊急事態宣言下で人を集めるようなイベントをなぜ許可するのか?」「埠頭での募集業務は目的外使用にあたるのでやめさせるべきだ」と求めました。