金山駅原爆パネル展 5000人が参加

8月21日・22日、金山駅コンコースにて「原爆と人間」展を行いました。

8/21 金山駅

昨年同様、コロナ感染予防対策として、いつもよりパネルとパネルの間隔を空け、密にならないよう注意しながらの開催となりましたが、2日間で5000人以上が観覧しました。

「原爆と人間」パネルと合わせて、広島・基町高校の生徒が被爆者に話を聞きながら描いた絵画の展示も行いました。

広島に原爆が投下された瞬間や直後、傷ついた被爆者の悲惨な様子が描かれた絵画一点一点の前で、絵と説明文を時間をかけて観ている人の姿も多くありました。

また、旧ボストン美術館で子ども向けの催しがあったので、小学生ぐらいの子どもを連れた親子も多く、パネルの前で足を止め、子どもが質問することに親が応えている姿も印象的でした。

今年はオリンピックの影響で8月6日や9日に原爆のこと、戦争のことを取り扱ったテレビ番組が非常に少なく、原爆や戦争について触れて考える機会が減少したことは非常に残念です。

被爆の実相を知ってもらう、伝えていくためにもパネル展の開催はとても重要な取り組みだと改めて感じました。

「感想ノートより」

  • 小学生の子どもが、まだ知らない世界を見て、驚いてました。
  • どうして戦争をするのか。素直なギモンに共感。
  • 写真にうつっている人、市民の方は巻きこまれただけで、権利のある者たちの勝手な行動だと思う。