安保破棄愛知県実行委員会総会 沖縄と地位協定の2つの課題を重視

11月24日(水)民主会館とオンラインで、10月31日投開票の総選挙のために、開催を延期していた安保破棄・諸要求貫徹愛知県実行委員会の2022年度定期総会を開催しました。

総選挙の結果は、自公と日本維新の会、さらに国民民主党まで加われば、衆参ともに改憲発議に必要な3分の2の議席を上回る事態となりました。こうした事態に、憲法共同センターの小田川義和さんによる、「総選挙後の情勢とたたかいの課題―急加速する改憲策動をふまえて―」との東京からのオンライン講演は、情勢にぴったりのものとなりました。

総会決議案は、安倍・菅政治を引き継ぐ岸田内閣が、日米同盟強化と改憲へと動き出し、私たちには、それを許さない運動が求められているとして、「沖縄の辺野古新基地建設反対の闘いの一環として、名護市長選挙、沖縄県知事選挙に勝利すること」と「日米地位協定改定」の二つの課題を22年度の大きな柱としていくと提案まされました。

新城さんはオンラインで情勢と沖縄の闘いを、山本さんは小牧基地と土地利用規制法反対を、三浦さんは米国以外とも訓練を重ねる自衛隊を告発し、矢野さんは名護市長選挙と自衛官募集と自衛隊独自の給付型奨学金について発言しました。

決算報告、監査報告、予算案の提案、そして新たに愛労連議長に就任された西尾美沙子さんを知崎広二さんに代わって代表委員とする役員人事案は、いずれも拍手で承認されました。