岸田政権の実態を明らかにし、参院選へ「パンフレット」学習を大きく広げよう

●あま東部「平和のしゃべり場」大いに学び運動の力に

4/3 甚目寺公民館

「岸田政権はかなりキケンです」―県平和委員会が呼びかけた、日本平和委員会制作「かなりキケンです」パンフの学習会を、4月3日、あま東部平和委員会は「ピースカフェ・平和のしゃべり場」としてとりくみました。講師として招いた城下英一さん(県平和委員会理事)は、パンフレットの内容に愛知県内の状況などの資料を加えて、パワーポイントで解りやすく説明を進めます。「やっていることは超タカ派です」―城下さんは、歴代の自公政権の悪政と岸田政権のめざす方向を明らかにして、「安倍・菅もできなかったことをやろうとしている」と厳しく批判しました。衆議院ばかりか参議院でも国民民主や無所属を加えると改憲勢力が3分の2を超える国会内と改憲を望まない国民世論の隔たり、緊急事態条項の危険性を指摘します。

「敵基地攻撃能力」の問題では、「国民に危機を煽って、その実、先制攻撃を行うもの」と述べて、「軍事対軍事では危機の解決にはならない」と断じました。そして政府の方針の下、愛知県が軍事拠点としての様相を深めていると説くのです。GDP2%突破の軍拡路線に、「消費税2・5%増税に相当する」話は説得力があります。
講演後の懇談では、ロシアのウクライナ侵略で戦争がいかに不経済か、戦争や悪政を止めるために声をあげ続けることの大切さ、政治の転換の必要が語られました。ただ、中身の濃い「しゃべり場」に参加者6人というのはいかにももったいない。パンフレットの売れ行きがいいだけに残念です