「ウクライナに平和を」あいち・平和のための戦争展
8月11日から14日にかけて、あいち平和のための戦争展が名古屋市民ギャラリー矢田で開催しました。1992年から開催され今年で31回目となり1200人の市民が訪れました。
ウクライナでのロシアの軍事侵攻により、戦争か平和かが問われる状況となる中今年は、「ウクライナに平和を」特別展を開催し、現地の写真を中心に、美術家・芸術家による「チャリティー展」、ウクライナドニエツク州出身のナターリア・コズローヴァさんによる「ウクライナ人道支援コンサート」など、今起こる戦争について考える企画が開催されています。
未来につなぐ若い世代への継承として、修学旅行、文化祭、授業での平和のとりくみを紹介する「高校生の平和展」の展示も行われました。また中国戦線、沖縄戦を経験した故近藤一さん一周忌をしのぶ会として、同朋高校放送部による語り部近藤さんをまとめた動画も紹介されるなど学生の参加を広げる努力も行われました。
実行委員会に参加した36の展示団体が、この一年の調査や運動の成果を展示しました。コロナの影響もあり昨年より来場者数は減少し1200となりましたが、高校生などの参加者が熱心に話を聞く姿が目立っていました。