ロシアへの抗議行動 チェルノブイリ原発事故の10倍以上

8/21 ヒサヤオオドオリパーク

「今すぐ戦争ストップ」「ウクライナに平和を!」「原発に攻撃するな!」と、青年学生部が呼びかけ4月に結成されたピースフォーウクライナによる抗議行動が8月21日、栄ヒサヤオオドオリパーク南側で行われ60人以上の市民が行動しました。9回目のとりくみとなります。

ウクライナ出身で愛知に在住(14年目)する増田ユリアさんは、「人口45万人いた東部マリウポリでは、9割の家屋が破壊され、2万人以上が亡くなっている。ザポリージャ原発も攻撃されており、もし何かあればチェルノブイリ原発の10倍以上の被害が予想され、ウクライナだけの問題に留まりません」と市民に呼びかけました。また医療関係で働く方は、「障害者や高齢者、弱い立場の人が、傷つけられている。 夜安心して眠れない状況が半年も続いていることに胸が痛みます。民間人への攻撃はやってはいけないことはジュネーブ条約に書かれており、ロシアの行為は国際法違反です」と訴えます。たまたま通りがかったという女性は「友だちがウクライナが好きで、とても美しい国だと話していました。私もいつかウクライナに行ってみたい。そしてこの戦争を止めたい」と思いを語ります。

お母さんと一緒に参加した小学5年生の子は、これ以上ウクライナの街をこわさないで。僕たちのような子どもを殺さないでと話し、練習してきたウクライナの国歌をギター演奏しました。この日は、蒸し暑さの残る日となりましたが、参加した市民の「戦争ストップ」の思いもまだまだ強くあります。