平ゼミ ヒロシマツアー報告会「同じ世代の人が活動している すごい」
10月23日、愛知県高校生平和ゼミナール・ヒロシマツアーの報告会が民主会館1階会議室で行われ、ヒロシマツアーに参加した高校生2名と中学生1名の他に高校生3名と中学生1名が参加しました。
まず、ツアー参加者からの報告があり、パワーポイントや写真を画面に映しながら参加した感想を話しました。資料館を見学して「原爆によってたくさんのものが失われたことを知り、とても悲惨だと思った」「戦争は過去のものと感じてしまうが、そこにはかつて生活があったと再確認できた」、世界大会や全国高校生集会に参加し「これだけたくさんの人が集まっていることに驚いた」「同じ世代の人が平和について活動していることはすごいと思った」などの感想がありました。
次に、佐竹県原水協事務局長から世界大会と核兵器の現状について報告があり、核兵器禁止条約締約国会議、NPT再検討会議などの動きから世界の核兵器の現状、日本政府の対応と、被爆者支援や「黒い雨」訴訟について学びました。
その後、今日の感想や疑問、これから学んでみたいことや行ってみたい場所などを付箋に書き、発表しながら意見交換をしました。「核兵器がなくなったら戦争はなくなるのか」「武力を使わなくていいようにするにはどうしたらいいか」「なぜ核兵器禁止条約に参加しないのか」などの疑問や「もっと平和について色々な事を学びたい」「(新型コロナの影響で)沖縄には行けなかったが広島、長崎に行って実際に触れてみたい」との意見や、「各新聞の論調を見比べて、何が真実かを考えてみたい」「日本の被害だけでなく、加害の歴史もきちんと知りたい」「知るだけでなく行動することも考えたい」など次の行動に結び付くような意見もあり、平和に対する強い思いが感じられました。