うたごえの仲間と「平和のしゃべり場」 あま東部

「がんばろう」や「沖縄を返せ」、そして組曲「地底のうた」などを作曲した三池炭鉱の労働者作曲家荒木栄の没後60年を迎えて、あま東部平和委員会はうたごえの仲間とともに10月30日、「ピースカフェ・平和のしゃべり場―荒木栄のうたが聞こえる」を開きました。

荒木栄のドキュメンタリーDVD上映後、愛知うたごえ協議会議長の舟橋幹雄さんが自身の荒木栄の作品との出会いや荒木栄の作品の背景となった「三池闘争」について語り、それにまつわる作品を参加者とともに合唱するという、にぎやかなつどいとなっています。作者が誰だか分からなくても、荒木栄のうたは今も私たちの運動を元気づけているのです。

かつて愛知で大闘争を経験したという参加者の一人は、当時の三池のホッパー前集会に参加した話を聞かせてくれました。別の参加者も「懐かしい」と感想を述べています。この日の参加者は、14人。「平和新聞」読者も増えました。