あいち総がかり行動１９集会・デモ　悪法のデパート岸田政権はいらない

入管法改悪、軍拡財源法、軍事産業強化法、保険証廃止のマイナンバー法、原発推進関連法―悪法のデパート岸田政権に、参加者は怒り心頭です。６月１９日、「憲法をくらしと政治にいかす　改憲ＮＯ！あいち総がかり行動」による「１９集会・デモ」が、矢場町・若宮広場に２８０人が参加して行われました。

「岸田政権は労働者を分断して、新しい資本主義を作るという。だが、非正規だから、外国人だからとあきらめることはない」―各界からの訴えでは、名古屋ふれあいユニオンの組合員が、非正規労働者の現状を報告します。愛商連副会長の杉本洋さんは、これまで消費税免税対象であった年間１０００万円以下の零細業者からも税金を取るというインボイス制度について、「今年１０月から導入される制度だが、理解が進んでいない」「これからの若い人たちに商売をさせない制度である」と批判しました。他に、フードバンク岐阜の船田伸子さんが「困窮家庭の現状」を、久野由詠弁護士は「奨学金問題」について訴えています。

「デンソー出てこい！デンソー応えろ！」―この日、刈谷市に本社のあるデンソーの韓国現地企業・韓国ワイパーの労働者たちが、赤字を理由の会社清算・全員解雇に対して、親会社のデンソーへの要請行動で来日。「私たちは平和を愛します。韓国でも戦争に反対。戦争はすべてを失わせる。ともにたたかおう」と、日本の労働者と連帯しました。