マイナ保険証一本化反対デモ 6団体が協力し声をあげる

「反対の理由は、何より今の政府が信用できないから」…視覚障がい者の方の声です。

来年秋に現在の保険証が廃止され、マイナンバー保険証に一本化することは、マイナカードの事実上の強制であり、国民皆保険制度を壊すものだと、6団体で緊急に「マイナ保険証一本化反対」実行委員会を立ち上げ、9月29日に久屋大通公園光の広場で集会・デモを行いました。

集会では、保険医協会の板津医師より、「保険証を廃止したら、全国で100万件のトラブルが起きると推計されている。医療負担の割合のトラブルが多く、今は保険証を持っていればすぐに窓口で訂正できるが、これができなくなる。保険証を残しておいて困る人は誰もいない」と医療現場の実態が報告されました。

視覚障がい者の梅尾さんから「マイナカード自体の申請を拒否された障がい者がいる。誰ひとり取り残さないと言いながら、条件に合わない人を排除する政府に怒りを禁じ得ません。これまで申請をしなくても新しい保険証が送られてくる、暗証番号もいらないのが私たち障がい者にはとりわけ便利でした。これを納得できる理由もないまま、なくそうとしている」と憤りの声が発言されました。

デモでは、平和委員会の会員である熊谷さん&鈴木さんコンビによるかっこいいコールにのせて栄の街を歩きました。

「マイナ保険証一本化反対!マイナカードを強制するな!今の保険証、勝手になくすな!個人情報、勝手に使うな!私の情報、私のものだ!」