我がもの顔の低空飛行や編隊飛行 航空祭・飛行中止を求め申し入れ

2/22 航空自衛隊小牧基地

愛知県平和委員会は小牧平和県民集会実行委員会とともに2月22日、防衛省と航空自衛隊小牧基地に対し、3月3日に行われるオープンベースで、小牧基地所属の軍用機による編隊飛行を実施しないよう申し入れました。

編隊飛行は、小牧基地所属C130輸送機、KC767空中給油機、U125救難機に加え、他基地所属のF15戦闘機、F2戦闘機などの軍用機が接近した飛行や急旋回の飛行、空中給油の模擬飛行などを行うもので大変危険を伴うものです。

矢野創平和委員会事務局長は、「このような訓練は、周辺住民に対し騒音被害をもたらすだけでなく、人口密集地における大事故を引き起こす危険性を持っている大変危険な飛行です。事前訓練も含め中止を」と求めました。それに対し基地担当官は、「事前の訓練は13日からはじまっており、オープンベースの前日3月2日まで行う。ご理解願いたい」と返答するのみです。

参加者からは「岡崎市や蒲郡市、瀬戸市、尾張南部の地域からも展示飛行と騒音の苦情が寄せられている。今すぐにやめるべきだ」「地元の説明も無いまま、訓練だけを押し付けてくることは許せない」との声もあがりました。