瀬戸市平和委員会呼びかけで市民の会 18歳の個人情報を自衛隊に渡すな!

3月3日文化センターで、県平和委員会の矢野創さんを迎えて、自衛隊員募集問題の学習会を開催しました。24名の参加でした。

戦争する国づくりの3つの要素は、戦争法などの法的基盤・敵基地攻撃能力などの物的基盤・死を厭わない人づくり、経済的徴兵制など人的基盤がある。

情報提供の根拠として、自衛隊法第97条に「募集に関する事務の一部を行う」と規定され、自衛隊法施行令第120条では、「防衛大臣は、知事又は市長に対し、必要な資料の提出を求めることができる」とされているが、データをそのまま提供することとは書いていません。

また、住民基本台帳法は、「住民基本台帳データの一部について閲覧を認めている」が、提供までを認める根拠はありません。

瀬戸市平和委員会として、今後、高校門前で4回の宣伝を計画しました。「18歳のみなさん、瀬戸市によってあなたの個人情報が自衛隊に提供されます」と書いた、チラシや横断幕を作成し、「提供されたくない人は除外申請をしよう!」と呼びかける予定です。そしてこの問題の運動を広げるため「情報提供に反対する市民会議」を立ち上げ、多くの団体に賛同してもらいながら、署名運動を行っていくことを提起しました。これを受けた討論では新たな団体を結成することへの意見も出されましたが、「団体賛同を募るなどの工夫をしてはどうか?」「議会でもとり上げたい」などの積極的な意見もだされました。