東海4県一斉3・23集会 自民も国も裏金だらけ、有権者は監視を
3月23日午後、あいにくの雨の中を200人近い市民が矢場町・光の広場に集まりました。憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動による、「軍拡・改憲よりもくらし、平和」東海4県一斉行動の「3・23集会」です。
「国家の裏金問題も深刻」―自民党の裏金問題から話し出した長峯信彦共同代表は、「パーティー券は企業・団体献金の迂回ルート」で「不記載はいわばネコババ」と糾弾して、「裏金問題は不記載を含めて調査が必要」と訴えました。更に「新型コロナ感染症基金」はじめ数知れずある「○○基金」が、国民のために使われずに貯めこまれている現状に触れ、「1・4兆円位の埋蔵金がいくつもあって、総額16兆6000億円にも及ぶ」と明らかにします。その上で、「国民生活に直結する予算を減らさず、憲法規範にかなった財政運営」を述べて、「有権者の監視が重要」と強調するのです。
愛知県平和委員会からは、港区の加能美恵子さんが発言に立ちました。加能さんは、「港湾本来の機能が軍事目的に動員され始めている」と危惧して、「武器輸入国世界6位の日本が、武器の輸出国になろうとしている」と、殺傷武器輸出の危険性を訴えます。そして、「日本が死の商人になることを断じて許すわけにはいかない」と言い切るのです。
「自民党裏金徹底追及」「軍事費ふやすな」―雨でデモが中止になったため、集会の最後に参加者は街中に届けとばかりに、会場で気勢をあげました。