西区で準備会 再びあの惨禍を繰り返してはならない

6/23 西区生涯学習センター

6月23日、西区平和委員会を立ち上げようと、西区の会員が中心となって第1回平和を考える集い「学習会」を開催しました。呼びかけは、西区平和委員会準備会、そして地域の共同組織である西区平和・くらしアクションでした。会場いっぱいの23人が参加し、熱気のある学習会となりました。

講師の城下英一さんから、GNP2%維持で55 兆円の大軍拡予算がかけられ、またその内容は「専守防衛」を超える敵基地攻撃能力を保有する問題点を指摘。そして愛知県内の軍事産業の現状が語られ、「モノづくり愛知は、兵器製造でも日本一となってしまう」と現実が話されました。

また、日本が世界で置かれている状況、武器輸出の増大など次々と報告される実態に参加者は茫然とした表情でした。

参加者は熱心にメモをとりながらパワーポイントの資料を見つめていました。質疑応答のあと、今後も学習会をやりたいという声も聞かれました。

この企画は、西区で平和運動と平和委員会を建設しようと何回かの議論を重ねてきた中で、準備されてきたものです。軍需産業があったからこそ起こった名古屋空襲。「再びあの惨禍を繰り返してはならない」―そんな想いを持って平和委員会をつくりたいと語り合っていました。