東海4県一斉行動 10・19集会 自民党政治を終わらせよう!
10月19日、憲法をくらしと政治にいかす改憲NO!あいち総がかり行動の主催で、恒例の19集会が栄・ミニスポーツ広場で行われました。
主催者を代表して中谷雄二弁護士があいさつし、「この国の主権者は国民であるのに、主権者ではない企業が金で政治を買ってきた。石破政権になっても自民党は変わらず、この金権政治に何の反省もない。総選挙に当たって、国民は健全な良識を働かせるべきだ」と述べました。
続いて6団体の代表からスピーチがありました。草地妙子さん(老朽原発40年廃炉訴訟市民の会)は、「自民党は2021年だけで原発関連企業から6億円以上の政治献金を受け取り、粛々と原発の再稼働を進めている。今後は私たちの税金を使って原発の新増設をするのです。こんなことが許せますか」と、力強く訴えました。
加藤美代弁護士(自由法曹団)は、「大変うれしいことに、日本被団協がノーベル平和賞を受賞することになりました。しかし、石破首相は『困ったな』という顔をしています。核兵器を共有し、憲法九条をなくして戦争をする国づくりを進めたいのです。一体何のために被団協がノーベル賞に選ばれたのか、わかっているのでしょうか」と、告発しました。
早川純午医師(愛知県保険医協会)は、「医療機関でマイナ保険証を利用する際のトラブルはなくなっていない。国はマイナンバーカードを使って収集した個人情報を、匿名化すれ
ば、ビッグデータとして民間に提供することができる」と、マイナ保険証の利用をゴリ押しする政府の姿勢を厳しく糾弾しました。
最後に愛知県平和委員会の矢野事務局長が登壇し、「10月23日からの日米共同統合実働演習で、自衛隊は中国との戦争を想定した実戦さながらの軍事訓練を計画しており、私たちは中止を申し入れた。自公政権は『国民を守るため』と言うが、守りたいのは自分たちの権力だけではないのか」と語りました。
最後は草地さんが音頭をとり、参加者全員で「自民党政治を終わらせよう、選挙へ行こう、政治を変えよう」などとコールをして締めくくりました。予定されていたデモは雨天のため中止になりました。
集会の途中、若宮大通りを河村たかし候補の宣伝カーが通りかかりましたが、突然左折して逃げ込むように狭い路地にはいり、そのまま見えなくなったのでした。