1・19 「お金の心配しなくていい社会を」

1/19 栄

1月19日、光の広場で「生きるためにお金の心配しなくていい社会を!」集会があいち総がかり行動主催で行われました。

共同代表の中谷雄二弁護士が、新たな国会情勢の下で政治の流れを変える始まりの年にしましょう!そのために新たな運動をつくり出しましょう!と呼びかけました。

愛知大学の長峯教授は、「アベノミクスによる円安誘導策で国民は物価高に苦しみ、輸出企業はぼろ儲け、敵基地攻撃の5兆円分の軍事費で医療費の窓口負担がゼロにできる」と例をあげ、「軍事予算を生活にまわせ」と訴えました。

ブラックバイト対策弁護団あいちの久野由詠弁護士は、「学生は授業料の重い負担、バイト中心の学生生活、大企業は学歴重視。10年前と変わらず就職への不安がある。お金の心配なく暮らせる社会を」と訴えました。

樫村愛子愛大教授からは女性の貧困の問題を、愛知県教職員労働組合協議会の新井孝昇さんは、「理由がはっきりしないが、不登校になった子どもの母親がパートをかけもちするようになっていた。安心できる心のよりどころがないと子どもも頑張れないのではないか」と問い、「全国の小中学校で34万人の不登校児と7千人の精神を病む教師がいることは政治の貧困」と指摘しました。原発ゼロ名古屋アクションの藤原はづきさんは、一度は原発ゼロを勝ち取ったのに、福島を忘れたかのように第7次エネルギー政策で原発回帰が起こっていることを批判しました。

近藤昭一衆議院議員も駆け付けて挨拶をし、その後、若者や家族連れで賑わう栄の街でデモをしました。