第76回定期大会を開催 軍需産業の拠点から平和の拠点へ

愛知県平和委員会は7月27日、民主会館とオンラインを併用して第76回定期大会を開催しました。参加者は55人 (17組織・オンライン8人含む)、23本の発言がありました。
県平和委員会は、殺傷武器輸出反対の大運動を強め、これに各地域組織が活発に取り組んできました。
組織としては、前大会比で会員数31人増、読者41部増で大会を迎えました。とりわけ、西区で新たに組織を建設し、春日井と豊橋で再建したことは大きな励ましとなっています。またこの5年間では、組織建設で5つ、再建は4つの組織で行われ、平和委員会の組織と運動が「見える化」しています。
議案報告では、次年度の活動の柱を、①わが町を戦争拠点にさせるな!「平和の拠点に」との運動が市民から待たれていること、いま平和のために何かしたいと願っている市民に私たちの運動がそれに応えていこうと報告されました。また、次世代の市民と一緒に平和運動をつくりあげるあらたな挑戦をしていこうと学校に働きかけを行う瀬戸や、真ん中世代に働きかける緑区、そして、平和学生会議や平ゼミの努力が紹介されます。
その中でも中心的となる課題は、10月25、26日に開催される日本平和大会in愛知です。このとりくみを通じて、「軍需産業の拠点愛知」から、「平和の拠点愛知」に変える大きな運動を巻き起こし、次世代に引き継いでいくきっかけをつくりあげることが呼びかけられました。
第76回定期大会で選出された役員
理事長 小島 俊樹
副理事長 城下英一
林 達也 三浦 米吉 三宅 裕一郎
事務局長 矢野 創
事務局次長 坂本 敏彦 滝田 伸幸
大会での発言から
林 信敏さん

熱田空襲の地蔵尊を撤去し、戦争賛美の慰霊碑だけを残そうとする動きは、「新しい戦前」。軍需産業回帰の不安を感じ、市民有志の会を立ち上げ運動を行ってきました。「ノーモア空襲」「ノーモア戦争」を掲げ、学習会、愛知時計や愛知県にもねばり強く働きかけてきた結果、マスコミにも大きく取り上げられる中で撤去を阻止することができました。今後は、新たな取り組みとして、学習会や空襲展の開催を行うことで、戦争賛美の動きに負けない世論を作り上げていきたい。それをすすめるためにも、地域で平和委員会をつくりたいと思います。
福本 英雄さん

日本平和大会を成功させるために、小牧集会実行委員会として、事前学習会を9月20日に開催することを決定しました。有事法制や海外派兵がくり返され、これを許さない運動を行ってきた小牧集会は本当に重要な役割を果たしてきました。いま一度、この役割を振り返り、学習を進める中で、日本平和大会の成功を作り上げていきたい。
小牧市への平和行政を求める取り組みも行ってきました。市民要求をまとめ、数十項目にわたる内容を市に要請してきています。この中で平和要求も取り上げています。いま、自衛官募集への情報提供や軍事強化にもの言わない市の態度の問題性と共に、非核平和行政を前進させましょう。
吉井 桂司さん

10月に開催される日本平和大会in愛知の成功に向けた早期の取り組みが求められています。その中心は地域の草の根の活動にあります。軍需産業の生産拠点となる愛知が、武器輸出の動きによって大きく変貌しようとしています。ものづくり愛知が軍需産業の拠点愛知に変わろうとしています。
これを変えていくのは、草の根の地域のつながりであり、平和運動です。この世論と運動を大きく発展させるために日本平和大会を必ず成功させよう。チケットの普及を地域の中ですすめる、また、他団体への働きかけを行う、こういった中で、大会に向けて平和の願いを大きく広げる機会としていきましょう。

