4県一斉19行動 軍拡・改憲よりもくらし、平和

11/19 名古屋市中区

憲法とくらしを政治にいかす改憲NO!あいち総がかり行動による11月の「一九集会」は、愛知・岐阜・静岡・三重東海四県の一斉行動として取り組まれました。会場の矢場町・光の広場に300人以上の市民が参加しての集会となっています。

主催者あいさつに立った長峯信彦総がかり行動共同代表(愛知大学教授)は、「事の起こりは10月7日のハマスの軍事行動かもしれないが、ここに至るまでに16年間もガザを封鎖してきたイスラエルの蛮行がある」と述べて、現在イスラエルが行っている無差別爆撃を「まさにジェノサイド(集団殺りく)」と非難しました。

各分野からの発言では、愛知県平和委員会から城下英一理事(守山平和委員会)が、「愛知の軍需産業・軍事基地の実態」と題して報告を行っています。「台湾有事」に備えて南西諸島に配備されるミサイルは、その本体から燃料に至るまで愛知県内の軍需産業で生産されるのです。城下さんは「戦争をしないと国の経済が回っていかないというのはおかしい」と糾弾します。

「BDSnagoya」の金城美幸さんは、「イスラエルはガザを16年間も封鎖下に置いて、人道的危機を引き起こしてきた」と経過を語り、「ガザの住民は、イスラエルの国際法違反に非暴力で闘ってきた。どうか、ガザの声を聞いてください。そして、ともに声をあげてほしい」と訴えました。

集会の最後に参加者は、「軍拡・改憲よりもくらし、平和」の共同アピールを大きな拍手で採択して、買い物客でにぎわう栄の街を「ガザの虐殺やめろ」とデモでアピールしたのでした。

11/19 名古屋市・栄