小牧基地オープンベースで「曲技飛行」を断念に

3/2 小牧基地正門前

愛知県平和委員会は2日、空自小牧基地オープンベースの際に、「ブルーインパルスの危険な展示飛行は中止を!」と抗議のスタンディングを15人で行いました。

昨年の告発、この間の申し入れ(詳細は前号に記載)を通じて、今回は「曲技飛行」にあたるとして告発したローアングルテイクオフ、チェンジオーバーターン、ダブルナイフエッジの3つは行わないなど、2017年にとりわけ「危険」と指摘してきた飛行は影を潜めました。空中給油機による空中給油飛行も給油管を出さずに編隊飛行にとどまりました。

矢野県平和委員会事務局長は、「飛行そのものを中止させることができなかったことは残念ですが、地元3市町や住民388人による『航空法違反』と告発したことと、それによる社会的な反響が3つの飛行の中止につながった。今後も取り組みを強めていきたい」と話しています。