反核・平和新春のつどい 大盛況 平和への展望を広げる草の根からの運動を

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1月7日、愛知県平和委員会ほか3団体が主催する恒例行事「反核平和新春のつどい」が、愛知民主会館で開催され70人が参加しました。一部は、川田忠明さん(日本平和委員会常任理事)の講演「被爆80年に向けて―非核・平和の世界と日本の展望を考える」です。以下にその内容の一部を紹介します。

「ガザでは戦闘状態が継続していますが、端緒となったハマスの先制攻撃は、武力による『抑止力』が効いていないことを示しています。抑止の理屈は、攻撃のメリットよりも反撃のダメージが大きいことを恐れるということですが、軍事力ではイスラエルが圧倒的な優位に立っており、大規模な反撃が来ることはハマスも承知していました。それでもあえて攻撃をしかけたのは、彼らがイスラエルに極限まで追い詰められており、このままでは世界に存在を忘れられてしまうという大きな危機感があったのだと思います。

『抑止力』という考え方の起源は、古代ローマの格言『平和を望むなら、戦への備えをせよ』にまで遡るのですが、今回の件を見ても、実は平和にはつながらないことがわかります。

昨年9月のG20では、核兵器の使用と威嚇を禁じるニューデリー宣言が採択されています。

BRICS関係国が米ロに採択を迫ったのです。インドネシアのジョコ大統領などは、ウクライナ、ロシア両国を訪問して紛争解決に向けて協議しています。一方、日本政府は何もしていません。唯一の被爆国として、憲法9条を持つ国として、『抑止力』に頼らない外交的努力をする責務があるはずです」

そして最後に、「自公政治の矛盾は極限にまで達しています。市民と野党の共闘を再構築し、草の根の運動から平和への展望を広げる一年にしたい」と締めくくりました。