核兵器禁止条約発効3周年 日本政府こそが条約参加を
1月22日、核兵器禁止条約は発効から3周年を迎えました。1月15日にはアフリカの島国サントメ・プリンシペが加わって、批准は70カ国になっています。日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める愛知県民の会は、3周年を明日に控えた21日、栄・スカイル前で条約発効3周年の宣伝と署名行動を行いました。
「核兵器禁止条約発効は、被爆者にとって大きな喜びであり生きる勇気を与えてくれた」―最初にマイクを握った愛知県原水爆被災者の会(愛友会)の金本弘理事長は、核兵器禁止条約が発効した時の喜びを語るとともに、「条約はじわじわと世界を変えつつある」と、発効後の世界の変化に核兵器禁止条約が果たした役割を強調するのです。その後「原爆許すまじ」を独唱、その歌声は静かな中にも力強く、栄の街角に響きました。
栄を行き交う無関心の中で、自転車に乗った2人組の中学生が私たちの訴えに興味を示します。署名を促すと、2人そろって署名をしてくれました。この日の参加は14人で、署名は7筆でした。