第26回平和のための戦争展・守山 戦争遺品や戦時中の教科書の展示

10月13日〜15日、市民ギャラリー矢田にて「第26回平和のための戦争展・守山」を開催しました。戦後50年の1995年に第1回を守山区役所講堂で開催し、第13回からは誓願寺で続けてきました。戦争展・守山実行委員会を立ち上げている「平和の会・守山」の事務所(誓願寺の裏の長屋)の立ち退きが契機で「交通の便のいい場所で開催して、より多くの方に見ていただきたい」という思いで会場変更しました。こじんまりとした展示室、でも天井が高く明るい!

10/13 市民ギャラリー矢田

ルーペも沢山用意して、ゆっくりご覧いただけたと思います。戦争の歴史年表に始まり、戦時中の教科書の展示、空襲の被害、ヒロシマ・ナガサキ、沖縄戦、731部隊、日本軍慰安婦問題、劣化ウラン弾という内容です。

初日には松下哲子さん(千種区在住、89歳)のお話を、展示室内50人程がしっかりとお聞きしました。満州(父親が南満州鉄道に勤務)で生まれ、社宅で過ごした学校生活の様子、ソ連が攻めてくると言われて、3人(母と弟も)での鉄道による避難の様子、1946年にコロ島から佐世保まで米国の船で帰国したことなど、実際に体験した方のお話しは強烈でした。