ノーモアヒバクシャ訴訟第6回口頭弁論 国は認定行政をあらためよ
2月6日(水)名古屋地方裁判所大法廷にて原爆症認定裁判の第6回口頭弁論が午前11時から行われました。あいにくの雨で気温も低く寒い日になりました。 そのため、事前集会は行わずにすぐに法廷に入りました。90名ほどの参加者で100席ある傍聴席はほぼ埋まりました。この日は被団協の行動日だという事も あり、静岡や三重など他県からの参加された方も多くいました。平日の午前中でしかも雨というなかなか人の集まりにくい条件の中、これだけの人が傍聴にかけ つけるということは裁判所に対し大きなアピールとなったのではないかと思います。弁論終了後、弁護士会館に移動し報告集会を行いました。各地の活動報告や これからの展望を多くの方が発言されました。
この10年、原爆症の認定裁判は全国で行われ、遠距離の被爆者や入市被爆者にも健康に被害が出ている ことは証明されてきました。確かに、原爆症と認定される被爆者の人数も少しですが増えていますが、国の被爆者に対する姿勢はまだまだ変わっていません。国 のこういった姿勢を変えていくことで、被爆者支援だけでなく核兵器の廃絶、原発の廃炉にもつながっていくのではないかと感じました。平日の昼間というなか なか参加しづらい時間帯ですが、とても貴重な経験になりました。