原爆犠牲者を偲ぶつどい 再び被爆者をつくらないために

9/25 名古屋市公会堂

9月25日、名古屋市公会堂4階ホールで被爆78年「原爆犠牲者を偲ぶつどい」(主催 愛友会)が120人の参加で行われました。

丹羽洋子副理事長が開会のことばを、続いて黙祷がおこなわれ、金本弘理事長が主催者挨拶をおこないました。

金本理事長は、「偲ぶつどい」は原爆で犠牲になった故人を偲ぶのがメインだが、どのように偲ぶのか、一つはあの地獄を経験し、被爆者がどんなに苦しみ生てきたかに思い

を馳せたい。もう一つは全国の被爆者手帳を持っている人は11万人、最高時は28万人いたが毎年1万人ずつ亡くなっている。生きている被爆一世、二世も苦しんでいることを訴えたい、と語りました。

参加者の献花が行われ、愛知県知事と名古屋市長の代理の方に続いて、コープあいち副理事長、愛労連議長、新婦人県本部会長が追悼の言葉を述べ、若者を代表して名古屋高校1年の佐藤快さんが「平和のためにできることを考えていきたい」と平和の誓いを力強く語り、今年愛知を代表して広島の平和式典に参加した木下博之さんが、遺族を代表して謝辞を述べました。

民族芸能まんまる企画の朗読や歌・踊り、梶田奈津希さんのピアノ演奏で心洗われるひと時を過ごした後、伊藤定實副理事長が閉会のことばで、「長生きして戦争のない世界を!ノーモアヒロシマ・ナガサキ!」と呼びかけました。