広げたい」カテゴリーアーカイブ

平和の思いを広げたい

被爆者が生きているうちに、「核兵器のない世界」実現を 愛知県原水爆被災者の会(愛友会)総会

総会終了後記念撮影 5/22 名古屋市北区

5月25日に開催され、午前中の議事では、ノーモア・ヒバクシャ愛知訴訟弁護団の樽井弁護士から、最高裁のたたかいの意義について報告がありました。長崎の松谷訴訟での最高裁決定(2000年)が、その後の原爆症認定に大きな影響を与えたことから、高井ツタエさんと広島の被爆者の上告事件の裁判勝利が、原爆症認定における要医療性の運用、厚労省の被爆者行政を、被爆の実相にそった内容にかえさせる大きな力になると話されました。つづいて平和ゼミナール出身のえいちゃんの大道芸の披露で楽しみました。

午後の総会では、まず、役員みんなが高齢となって思うどおりに動くことが困難な中でも、ヒバクシャ国際署名の推進、被爆の語り部活動、相談活動などに取り組んできたことが報告されました

活動方針では、方針のトップに「1日でも長生きするために」と提起されています。被爆体験を受け継ぎ、被爆者がいきているうちに、「核兵器のない世界」を実現したいと思います。ほんとうに被爆者の皆さんは世界の宝、長生きをしてほしいと思います。そのほか、被爆体験を残すこと、原爆犠牲者慰霊の取り組み、相談活動の充実、原爆被害の国家補償を求める取り組み、核兵器のない世界をめざす取り組み、そして、みんなが楽しく参加できる愛友会めざしてなどの方針が報告されました。今回の総会では、2世の方の発言が目立ちました。愛友会活動の平和運動全体で支えていきたいと思います。

5・19集会 改憲へのアクセルを踏み込もうとしている

集会参加者 5/19 名古屋栄・光の広場

「憲法審査会をワイルドにすすめる」といよいよ改憲へのアクセルを踏み込もうとしている安倍政権。これに待ったをかけるかどうかは、まさに私たちの運動です。この想いで集まった5月の19集会は、500人の市民が光の広場に集まりました。

名大教授で市民連合愛知の愛敬さんは、現情勢は3つの観点がありますと話します。①は参議院選挙は、安倍改憲を止める機会。市民が「NO」の意思を示すチャンス、②は自衛隊明記に「何も変わらない」と言うならば、沖縄に米軍基地がいるのか?説明する責任があるのではないか、③安倍政権は野党共闘を恐れている。準備が整う前に同日選挙に持ち込む意図がある。市民が声を上げ運動を強めることが大切だ。と語りました。

業者の杉本さんは、消費税10%で廃業する仲間が増加する。業者には税金が重くのしかかり、大企業には税金が戻される「市民いじめの税金だ」と語りました。沖縄の知念さんは、沖縄で示された民意を無視する政府。日本に民主主義があるのかと問いたい。参議院選挙で安倍政権を退陣に追い込みたいと語りました。パレードでは「止めよう止めよう改憲発議」「対話の力で平和を作ろう」「武力によらない平和を作ろう」「兵器の爆買いとんでもない」などのコールを行い、週末でにぎわう繁華街を練り歩きました。

日本平和委員会定期全国大会に参加して

分科会の様子 6/2 東京都多摩市

第69回定期全国大会が6月1日2日に東京都多摩市で開かれました。愛知県から6人が参加し、全体は275人でした。総括と方針を提案した後、10の分科会にわかれ、活動交流を基本に据え、「平和の要求に基づく草の根の運動」「基地機能強化反対の運動、平和の町づくりに関する運動」「多彩な要求を実現する組織運営と組織結成」などをテーマに討論しました。

総括と活動方針の提案では、議案発表後の情勢の変化と運動の発展が報告されました。目を引いたのは、来年2020年のNPT再検討会議が開かれるニューヨークで原水爆禁止世界大会の開催をアメリカの平和団体から提案されていることが報告され、代表派遣が訴えられたことです。また、仲間づくりに力点を置いた提案があり、「平和委員会の見える化」の促進も強調されました。

参加した分科会テーマは「多彩な要求を実現する組織運営と組織結成について交流しよう」でした。各地の活動の紹介に感銘を受けました。特に、3年前に再建した岐阜県関市平和委員会は、2月に信用金庫で実施した原爆パネル展をさらに広げようと話し合い、市内すべての銀行を訪ね、快諾されました。その際、ヒバクシャ署名活動に使う関市の著名人を書いた資料と大手銀行が軍事兵器を作る会社に融資しないとした新聞記事とを見せました。また、行員の協力も得ることができました。

300万署名運動ラストスパート集会

5月15日、愛知労働会館東ホールにて、300万署名運動ラストスパート集会が開かれ、100人が参加しました。

主催者挨拶をした革新・愛知の会村上事務局長は、安倍首相が改憲への執念を燃やしている。署名の重要性が増大していると強調。

本秀紀名古屋大学教授が「改憲をめぐる情勢はいま」と題して講演をおこないました。自民党の改憲案がまとまらないのに改憲4項目が決定され、9条の2で「自衛のための実力組織として自衛隊の保持」が明記された。自民党はネットを利用して運動を強めている。世論調査では「安倍9条改憲」への賛否が拮抗してきた。朝日はわずかに反対が上回り、読売は逆転している。情報をネットに頼っている人ほど安倍支持率や改憲賛成の比率が高い。安倍首相は、4枚のカード=電通、秋元康、吉本興行、ジャニーズを持っていて、最近「トキオ」と会食したことを、顔写真付きでツィートしている。電通はゴールデンタイムに2時間のCM枠を持っている。国民投票になれば、使えるものは何でも使う。何が起こっても対抗できる地道な活動とネットでの配信力をつけ、参議院選ではわずかに3分の2を下回る程度ではなく、大きく議席を減らさせよう。と訴えました。

本村伸子衆議院議員は、国会内外の戦いにより衆議院憲法審査会で自民党の改憲案の説明をさせないでいる。野党が結束して改憲断念に追い込めるよう、全力をあげると発言。

活動交流で新婦人豊田支部は「署名を常に持ち歩き訴えて、16班中4班が目標達成」名東・千種市民アクションは、「連休中、東山動物園で6回、のべ40人の参加で200筆以上の署名を集めた」などの報告がありました。

若者は平和を望んでいる 青年・学生部が憲法アンケートを実施

青年・学生部は、5月3日名古屋駅ナナちゃん人形付近にて「若者100人憲法アンケート」を実施しました。道行く若者は憲法についてどう考えているのか、意識調査を行うものです。今年で24回目の実施です。若者108人が回答し、平均年齢は19.0歳でした。

【結果・考察】
「憲法についてどう思うか?」に対して「変えるべき・どちらかといえば変えるべき」17.6%、「変えるべきではない・どちらかといえば変えるべきではない」が23.1%、「わからない」59.3%という結果でした。「変えるべき」ところは「9条」「自衛隊の存在」などがありました。一方、「変えるべきでない」とした理由には「今の生活で十分」「困っていないから」という意見がありました。

Q2「9条についてどう思うか?」という問いに対し「変えるべき(以下「どちらかといえば」を含む)は13.0%、「変えるべきではない(以下「どちらかといえば」を含む)」は61.1%と「変えるべきでないが(同)」大幅に上回りました。理由には「戦争をしたくない」「戦争すると必ず傷つく人がいるから」「平和でいたい」などの意見が多く聞かれました。変えるべきとした人の意見は「他国が攻めてきた時のため」「周りの国に合わせるべき」などがありました。

Q3「9条第2項についてどう思うか?」との問いには、「変えるべき(同)」14.8%、「変えるべきでない(同)」46.3%、「わからない」38.0%という結果でした。変えるべき理由は「自衛隊の明記」との意見がありました。変えるべきでない理由は「どんな理由があっても戦争はよくない」「税金の無駄」との意見がありました。

Q2Q3では、「変えるべきではない(同)」は年々増加しており、今回は過去10年で最多の割合でした。若者の中に「戦争はよくない」「9条=平和」というイメージが浸透しており、「9条を変えると戦争につながる」という、戦争への危機感を感じている人が多いのではないかと思います。また、Q1で憲法を変えるか分からないと回答した人も、9条は変えるべきではないと考える人が多くいることが読み取れます。

Q4の「あなたは投票に行きますか?(18歳未満の方は投票権を得た場合)」の問いでは年齢にかかわらず「行く」76.9%、「行かない」が22.2%でした。「権利があるから」「社会に貢献したいから」と約8割が投票に行くと答えました。しかし、実際の選挙の若者の投票率と比べると、かい離があり、興味関心があっても実際の投票行動にはつながっていないと言えます。

Q5の「平和のためにできることがあったらやりたいですか?」の問いには、「積極的にやりたい」「少しくらいならやりたい」と答えた人は91.6%に上りました。多くの若者が平和の取り組みに関心があることが分かりました。

今回のアンケートで「9条改憲=戦争につながる」と考え、戦争より平和を望んでいる若者が多いことがわ分かりました。
また、安倍政権は2020年の改憲を目指していますが、自衛隊の明記を望む声は少なく、改憲の必要はないと考えている若者が増えている実態が読みとれました。
今回の結果で示されたような若者の声を社会に広げていきたいと思います。(青年・学生部)

600人が大須の街をデモ行進

5/3 鶴舞付近をデモ

「憲法施行72周年記念市民のつどい」終了後のデモ行進には600人が参加しました。「市民のつどい」に参加した市民らが、興奮覚めやらぬ面持ちで集まってきます。出発前のスピーチで高橋信県平和委員会理事長が、「改憲へ何でもあり」の安倍政権の国会延長による参院選と国民投票同日施行の企てに警鐘を鳴らします。

午後4時45分、デモ参加者が「安倍9条改憲NO!」「安倍やめろ」のプラカードを持って、デモ行進は鶴舞公園を後にしました。大須の街では、観光客や買い物客がしきりに手を振ってくれます。これも関心の高さの表れでしょうか。デモの終点若宮広場に到着した参加者は終結集会を開き、替わるがわる発言に立って「安倍9条改憲阻止」への決意を新たにしました。

「憲法9条を守り活かそう」憲法記念日に宣伝行動を実施

5/3 名古屋駅 宣伝行動

憲法記念日の5月3日、愛知県平和委員会は名古屋駅ナナちゃん人形前で「憲法9条守り活かそう」と宣伝行動を行いました。憲法審査会を強引に再開させ、当面毎週木曜日に開催を計画している改憲への動きが活発化される中、市民に訴えました。

「若者を戦場におくるな」の横断幕を持ちながら「憲法に『自衛隊』が位置付けられていないので隊員が可哀そうというが、戦後自衛隊員の命を守ってきたのは憲法です」「F35戦闘機116億円で保育園90カ所つくれます」などと訴えました。

青年学生部は、同ナナちゃん人形前で、憲法100アンケートを行い15人が参加、中京テレビ、CBCなどが報道するなど行動が注目されました。今回のアンケートでは「9条改憲」について変えるべきでない、どちらかといえば変えるべきでない合わせて61%を超え、ここ10年で最も多い回答となりました。

「権力にやさしい憲法にしないために、自由と人権を守る不断の努力が課せられている」 5/3憲法市民のつどい

5/3 名古屋市公会堂

5月3日に行われた、「憲法市民のつどい」には、リニューアルした名古屋市公会堂に2500人以上が集まりました。

愛知県弁護士会の鈴木典行会長の挨拶に続き、水島朝穂早稲田大学教授が、「危ない日本の憲法診断―立憲か壊憲か」と題して講演をしました。

安倍首相が改憲に執着するのは、立憲主義からの逃走。権力にやさしいい憲法にしたいから。歴代の首相も憲法を無視、軽視はしても意識はしてきた。安倍首相は「みっともない憲法」と蔑視し、憲法を改ざんしようとしている。国民に課せられているのは、自由と人権を守る不断の努力。平和の概念を語ることではない。改憲と護憲は平等ではない。憲法を変えようとする側に高度の説明責任があり、その論拠を徹底的に崩していくことだ。対案はいらない。などユーモアをまじえながら明解に語りました。

第2部では、立川談四楼さんの憲法寄席で盛り上がりました。

主催者を代表して、閉会の挨拶をした本秀紀名古屋大学教授は、マスコミによって作られた奉祝ムードにうんざりしている人の中にも、前天皇を評価する人は多いのでは?しかし、前天皇が戦争犠牲者や被災者にしてきたことは、本来政治の役割。政治的に解決させるように求めるべきで、天皇の役割ではないと指摘して、「右に倣え」の世の中に抗う力をつけようと呼びかけました。

辺野古新基地反対コンサート㏌名古屋 毎回広がりを感じる

3/21 泡盛王国

3月21日の春分の日、「第16回辺野古新基地建設反対コンサート㏌名古屋」を開催しました。

雨のため栄広場ではなく、泡盛王国での開催となりました。参加者は出演者を含めて約120名、名古屋青年合唱団が20名以上の初出演。全体で17組が出演し、辺野古への思いを共有できたコンサートになりました。

コンサートの名前の末尾に「㏌名古屋」と付けたのは、全国で「㏌東京」「㏌大阪」という風に同じようなコンサートが広がってほしいという思いからです。

私は、2014年9月に初めてキャンプシュワブのゲート前を訪れ、その後しばらくは毎月一回はゲート前に通い、そこに集まる人たちの話を聞き、米軍基地の現実を見て、沖縄の戦後の歴史を知り、名古屋でも何かできないかと思うようになりました。ある時、座り込んでいろんな人がスピーチする中で、「沖縄では8割が辺野古に反対なのに、本土ではなぜ安倍政権を選んでいるのか」と言われとても恥ずかしく思いました。自分にできるのはコンサートだと思い、場所を探し、友人に相談していた時、4年前の2015年4月、当時の中谷防衛大臣が「7月には工事を始める」と言ったのを聞いて、すぐにやらなければと思って実行委員を募集し、その年の5月13日に第1回を開催しました。辺野古の状況はどんどん変わっていくので、3か月に1回開催することにしました。

あれから4年。このコンサートを通じてたくさんの市民運動の人たちや、これまで全く知らなかったミュージシャンたちと出会いました。私自身も初めて市民運動に加わり、集会やデモに参加するようになりました。ただ歌うだけでなく、それを実践していくことが重要だと感じています。小さな活動ですが、毎回広がりを感じています。出演してくれたみなさんに集会やデモにも参加してほしい、そして参加された人の一人でも多くの人が辺野古の座り込みに参加してほしいと思って続けています。

「辺野古新基地反対コンサート㏌名古屋」事務局神戸郁夫

信念と良心にもとづいて団結を 「武力によらない平和をめざそう」3・19集会開催

3/19 ミニスポーツ広場

安倍の暴走止めよう共同行動実行委員会は3月19日、若宮大通ミニスポーツ広場において、「改憲阻止!辺野古新基地反対!安倍退陣!」をスローガンに春の大集会&デモを開催し、400人が参加しました。

会の共同代表で、高江への愛知県機動隊派遣違法訴訟の弁護士である大脇さんは、「新基地建設反対の民意を示した沖縄県民投票の結果は憲法95条によって尊重されるべきもの」とこれを無視する安倍政権の態度を批判しました。朝鮮総連愛知県本部の李さんは、「南北会談3回、米朝会談2回、戦争を回避する平和への転換が今行われている。終戦協定と平和協定によって、日米安保の根拠が無くなるというみなさんの訴えに強く賛同したい」と話しました。名古屋北法律事務所弁護士の矢﨑さんは、朝鮮高校無償化を求める裁判に触れ、「拉致問題が解決されてない」「教育が偏る」という理由で無償化から排除する政府の姿勢は、植民地支配を反省しない態度と密接に結びついていると批判しました。共同代表の長峯さんは、「県民投票の結果を無視する安倍首相だが、市民の団結を一番恐れている。無視するのは威力があることの裏返しだ。信念と良心に基づいて団結しよう」と話しました。

参加者は、「安倍9条改憲NO!」のプラカードをもって、元気よくデモに出発。「総理大臣憲法守れ」「対話の力で平和をつくれ」「武力によらない平和をめざそう」「軍事費増やすな暮らしにまわせ」などのコールを街に響かせました。