あいち平和行進6月11日 岐阜へ引き継がれる

6/11 岐阜県の引継ぎ

あいち平和行進は5月31日から6月11日までとりくみました。参加者総数は、昨年を上回り5765人(昨年は4504人)。ペナント総数は950本、参加者から平和行進・世界大会の財政を支える募金は71万余り、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める署名は663筆、折り鶴は25万羽、世界大会への支持賛同は23人となっています。愛知県内各地で46コースの平和行進を実施しました(いずれも速報値)。

これらの努力は、核兵器廃絶への世論と運動に必ず結びつきます。来年は被爆・戦後80年の節目の年です。被爆者に90年の節目がありません。核兵器のないを、被爆者とともに迎えよう!平和行進は岐阜県に引き継がれました。

今年のあいち平和行進はひと味違う

愛西市 市長議長も参加

5月6日に東京・夢の島を出発した国民平和大行進東京―広島コースは、21年ぶりの愛知からの全国通し行進者大村美恵さんを先頭に、5月31日、愛知県入りしました。今年のあいち平和行進は、「歌う全国通し行進者」というこれまでにない通し行進者のスタイルの上に、コロナ禍で途絶えていた「原爆の火」の完全復活、国際青年リレー行進の再開と、ここ数年とはひと味違う平和行進となりました。全国通し行進者の大村美恵さんは、30数日間の行進の疲れも見せずに、行く先々で歌を歌って参加者から歓迎されています。9日の「歌う大交流会」では、その歌声をじっくりと聞かせてくれました。

「この火は、あいち平和行進のシンボルです」―5年ぶりに完全復活した「原爆の火」に、県内通し行進団の奥田昌弘団長も感慨ひとしおです。再開した国際青年リレー行進には、フィリピンのレリー・アロガンテ・ヒテロサさん(25歳)が6月1日から11日まで県内を歩きました。

今年は、愛知県平和委員会にとってもひと味違うあいち平和行進になっています。全国大会、県大会を目前にして、かつてない勢いで「仲間づくり」が進んだのです。

このニュースが読者のみなさんの元に届くころには、平和行進は岐阜をすすんでいることでしょう。今年のあいち平和行進がひと味違うだけでなく、大きな成果をあげていることを確信します。