会員が辺野古新基地抗議行動に参加

進む護岸工事、諦めずたたかおう!

『沖縄タイムズ』より

2018年4月6日(金)~8日(日)辺野古新基地建設抗議行動に行って来ました。

7日(土)は、朝8時前からキャンプシュワブ前座り込みに参加しました。この日は集中行動日で200人ほどの参加者があり、排除行動もなく、機動隊はバス2台で来ていましたが、11時ごろ帰って行きました。テントでの集会には元衆議院議員仲里利信氏、元名護市長稲嶺氏、山城博治氏等の挨拶と、名護市議から3月定例議会報告がありました。毎日3回100台から200台のトラックが土砂搬入している。10トントラックは道路を破損していると抗議をしたら10トントラックは来なくなった。大浦湾には2本の断層があり、その上マヨネーズのような軟弱な地盤があることがわかった。K―9護岸工事は100mで止まり、今は辺野古崎の工事が進んでいる。名護市議会は与党が12人、野党が13人になったが7つの議案を全会一致で可決した等の報告があり、4月23日~28日の500人結集の呼びかけがされました。午後から、高江のN1ゲート前テントに行きました。ゲート前では24時間体制で監視カメラと民間の警備がされている。完成したヘリパットにはオスプレイ以外の機種も飛来している。高江でも座り込みをして、辺野古のたたかいと共同して新基地建設反対の運動をしていきたいと話していました。

8日(日)は浜テント村から抗議船で辺野古新基地の現状を見学しました。県の発表では全体の7パーセントしかできていないということです。工事場所が大浦湾K―9護岸から辺野古崎K―1.K―2.K―3.N―5.N―3.N―4へと移り、湾の臨時制限区域に伸びる丸いフロートは乗り越え難く太くなり、汚濁防止膜が長くフロートを押し広げるように伸びていました。K―1.K―2.K―3.N―5まで護岸工事が進んでおり、N―3.N―4と伸びれば土砂の埋め立てが可能になる。護岸工事は1日に10mも進んでいるということです。これまで埋蔵文化財、大浦湾の貴重な生物の発見が工事を止めたり、変更をさせたりしているが、土砂の埋め立てが始まったら大きな打撃を受けることになると話していました。サンゴで守られた遠浅の海を見ていると後ろから海上自衛隊のボートがしばらく追ってきていました。

稲嶺元市長は選挙の翌朝から通学児童の見守り活動を始められたという。そんな懐の深さが沖縄の美しさと共に私の胸を打つのです。