安保法制廃止!辺野古の新基地建設許さない!9・19市民大集会

この国は首相のものではない!

9月19日久屋公園で、安保法制廃止!辺野古の新基地建設許さない!9・19市民大集会が開かれ、650人が参加しました。

安保法制強行採決から3年となる今回は、オープニングで板谷信彦さん、デモへの送り出しは、神戸郁夫さん、そして特別ゲストに沖縄・平和を歌うシンガーソングライター川口真由美さんを迎え、歌の力をいかんなく発揮した集会でした。

長峯信彦愛大教授の主催者挨拶、沖縄・原発・非正規雇用についての発言、そして川口真由美さんの歌。この力強い歌声は、発言にあったようないろいろな闘いのなかで、人々を励まし続けていくと思いました。

安保法制違憲訴訟の会あいちの下澤悦男さんは、安保法制違憲訴訟に全国21の裁判所で24の訴訟に7200人が原告になっている(9月19日現在22裁判所で25訴訟・原告7516人)ことを紹介して、東海・愛知では8月2日名古屋地裁に、2次訴訟をおこしたことを紹介して、法定内外で連帯して戦おうと呼びかけました。

本秀紀名古屋大学法科大学院教授は、世論調査で改憲を望んでいる国民は数%。安倍首相の下での改憲に反対が賛成を2倍の割合で上回っている。安倍首相に改憲を発議する資格はないのに改憲を強行しようとするのは、自衛隊という名前であっても「軍隊」として正々堂々と海外に行くためだと指摘しました。

最後に中谷雄二弁護士が「この国は安倍のものではない。主権者のものだ」と呼びかけてデモに出発しました。一緒に参加した川口さんの歌声は、遠くまで聞こえ道行く人々の心にも響いたと思います。