安倍改憲NOのたたかい新たな段階へ

「安倍政権は、将棋で言えば“詰み”の段階に入っている」――12月19日、ウィルあいちで開かれた「安倍9条改憲NOの声を届けるつどい」で、基調報告を求められた本秀紀愛知憲法会議事務局長は、安倍政権の状況をこのように分析します。「つどい」には80人の市民が参加しました。

本氏は、政治の私物化著しい安倍政権を「時間かせぎの延命内閣」と断じ、「これまでの矛盾が吹き出している。もう安倍内閣は倒すしかない」と訴えます。そして、次の総選挙を政権をとるたたかいと位置づけ、「市民の要望を集めた政権構想が必要」と野党共闘をけん引する市民運動を展望するのです。

パネラーの一人、あいち9条の会の天野鎭雄氏(俳優)は、「安倍政権が続く限り日本は壊滅だということをみなさんと確認したい」と述べ、もう一人のパネラー、戦争をさせない1000人委員会の浅井昇氏は、「3000万署名のしっかりした総括と新たな運動には開始前の準備と行動の姿勢が大事」と、3000万署名運動の反省点を強調します。

その後、参加者も交えて、3000万署名の評価、新署名について論じ合いました。安倍9条改憲NO!あいち市民アクションでは、これらの意見を総合して、新たな運動方針を年明けにも発表したいとしています。